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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

監督:ピーター・ソレット

エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

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みかんの丘

ザザ・ウルシャゼ監督

この寓話的真実で争いがなくなることはないにしても、この寓話的真実を理解できなければとっくに世界は終わっている。

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アスファルト

サミュエル・ベンシェトリ監督

人生あれやこれやいろいろあってもまだまだ捨てたものじゃないと気持ちが和らぎます

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ラサへの歩き方 祈りの2400km

チャン・ヤン監督

ただひたすら無心で五体投地、地にひれ伏し他者のために祈る人々が美しいです。

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最新記事

映画「雨にゆれる女」夜景や暗い室内の撮り方が美しいですね

映画

監督の半野喜弘さんは、「ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクー…映画界の名匠たちを魅了してきた音楽家」と紹介されています。

よく知りませんでしたが、確かに最近の映画では「山河ノスタルジア」にもクレジットされており、第52回金馬奨音楽賞ノミネートとあります。音楽としてはほとんど記憶していませんが、逆に言えば、それは劇伴という意味ではとても良かったということです。

その半野喜弘監督の長編デビュー作です。音楽家ではありますが、映像制作もちょこちょことやっているようです。

 

監督:半野喜弘

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本名を隠し、別人としてひっそりと暮らす男。ある夜、突然同僚が家にやってきて、無理やり女を預ける。謎の女の登場で、男の生活が狂いはじめる。なぜ、女は男の前に現れたのか。そして、なぜ、男は別人を演じているのか。お互いに本当の姿を明かさないまま、次第に惹かれ合っていくふたり。しかし、隠された過去が明らかになるとき、哀しい運命の皮肉がふたりを待ち受けていた――。(公式サイト

 

で、公式サイトをみてみようと「雨に濡れる女」と入れてもヒットしません。あれ?とよく見ましたら「雨にゆれる女」でした(笑)。

見ておいてなんだ!ですが、でも、内容はかなり「雨に濡れる女」的メロドラマでした。 

 

どんなメロドラマかといいますと(完全にネタバレしています)、

男は、過去に人を殺しており、それゆえ人付き合いを避け隠れるように暮らしています。ある日、会社の同僚が女を預かってくれと無理矢理置いていきます。男は冷たくあしらいますが、女は男の元を離れようとせず、結局肉体関係を持ってしまいます。

男が自分の過去を語ります。男には姉がおり、貧しい暮らしの中、姉は精神を病み、医師にかかります。姉は医師と付き合うことになり、幸せそうに見えた矢先、姉が自殺します。男は、その原因が医師に捨てられたからと思い込み、殺したのです。

女が語ります。自分は、あなたのお姉さんが付き合っていた医師の娘だと。そして、お姉さんが自殺した原因は、父親に再婚の話をされた時、自分が「あの変な人がお母さんだなんて嫌だ」と、お姉さんに聞こえるように拒否したからだと告げます。

 

と、こんな話です。そして、ラスト、男は自殺します。

 

正直、こういう話はきらいじゃないのですが、さすがにつくり過ぎの悲劇的不幸物語過ぎます。

こうした話も実際にあるかもしれませんが、仮にあったとして、それを描くとするのなら、注目すべきはその物語自体ではなく、そもそもの不条理性でしょう。こんなに物語の筋が通り過ぎていては、逆に、あ、そう、で終わってしまいます。

もったいないですよね。

 

暗いシーンが多いのですが、日本映画らしからぬ照明でいい感じで撮れていますし、鋳物工場でしょうか、焼けた鉄(?)の飛び散るところとか、映像的にはとても丁寧ですし、色々考えて撮られています。

 

で、思うんですが、こういう話って、ある意味、男の妄想物語ですよね。

 

アウトロー、因縁のある女性との関係、死による赦し。

 

それに古くからあるパターンです。

 

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