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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

監督:ピーター・ソレット

エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

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みかんの丘

ザザ・ウルシャゼ監督

この寓話的真実で争いがなくなることはないにしても、この寓話的真実を理解できなければとっくに世界は終わっている。

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アスファルト

サミュエル・ベンシェトリ監督

人生あれやこれやいろいろあってもまだまだ捨てたものじゃないと気持ちが和らぎます

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ラサへの歩き方 祈りの2400km

チャン・ヤン監督

ただひたすら無心で五体投地、地にひれ伏し他者のために祈る人々が美しいです。

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最新記事

「俳優 亀岡拓次/横浜聡子監督」本気で安田顕さんを主役で撮ろうとしたのか問いたいですね。

映画

横浜聡子監督、私の中ではかなり期待度の高い監督で、「ウルトラミラクルラブストーリー」以来、長編を待ち望んでいた監督です。

短編では、「おばあちゃん女の子、真夜中からとびうつれ」を見ているのですが、もう4年前ですね。「ウルトラミラクルラブストーリー」からは8年です。

まあ、映画を撮るのもそう簡単ではないということでしょう。

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亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。泥棒、チンピラ、ホームレス・・・演じた役は数知れず。監督やスタッフから愛され、現場に奇跡を呼ぶ?と言われる“最強の脇役”。呼ばれればどこへでも、なるべく仕事は断らない。プライベートは一人お酒を楽しむ地味な生活。
そんなある日の夜、ロケ先で美しい若女将【アヅミ】に出会う。カメタクの一世一代の恋の行方は?(公式サイト


んー、なんとも微妙な映画でした。

始まって30分ほどは、さすが横浜聡子、うまいなーと感心しながら見ていたのですが、その後特に何かが進展するわけでもなく、「俳優 亀岡拓次」の役者稼業の日々が綴られるだけです。

安曇(麻生久美子)との話も映画の軸となっているわけではなく、最初と最後に、プロローグとエピローグみたいに使われているだけで、さほど味のあるシーンとはなっていません。

亀岡拓次を演っている安田顕さん、多分いろいろ見ているのでしょうが記憶はありません。でも、それが脇役というものだと思います。当たり前ですが、脇がいなくては主が成り立ちません。そういうものだと思います。

脇役を主にした映画はどこまでいっても(本気で撮ろうとしなければ)内輪受けの映画にしかなりません。若手の映画監督、巨匠、カリスマ的舞台女優、いろいろ登場させています(原作にあるのでしょう)が、この程度のつっこみでは何も見えてきません。

安田顕さんを本気で主役で撮ろうとしたのかどうか、それを問いたいですね。