そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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最新記事

「俳優 亀岡拓次/横浜聡子監督」本気で安田顕さんを主役で撮ろうとしたのか問いたいですね。

横浜聡子監督、私の中ではかなり期待度の高い監督で、「ウルトラミラクルラブストーリー」以来、長編を待ち望んでいた監督です。

短編では、「おばあちゃん女の子、真夜中からとびうつれ」を見ているのですが、もう4年前ですね。「ウルトラミラクルラブストーリー」からは8年です。

まあ、映画を撮るのもそう簡単ではないということでしょう。

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亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。泥棒、チンピラ、ホームレス・・・演じた役は数知れず。監督やスタッフから愛され、現場に奇跡を呼ぶ?と言われる“最強の脇役”。呼ばれればどこへでも、なるべく仕事は断らない。プライベートは一人お酒を楽しむ地味な生活。
そんなある日の夜、ロケ先で美しい若女将【アヅミ】に出会う。カメタクの一世一代の恋の行方は?(公式サイト


んー、なんとも微妙な映画でした。

始まって30分ほどは、さすが横浜聡子、うまいなーと感心しながら見ていたのですが、その後特に何かが進展するわけでもなく、「俳優 亀岡拓次」の役者稼業の日々が綴られるだけです。

安曇(麻生久美子)との話も映画の軸となっているわけではなく、最初と最後に、プロローグとエピローグみたいに使われているだけで、さほど味のあるシーンとはなっていません。

亀岡拓次を演っている安田顕さん、多分いろいろ見ているのでしょうが記憶はありません。でも、それが脇役というものだと思います。当たり前ですが、脇がいなくては主が成り立ちません。そういうものだと思います。

脇役を主にした映画はどこまでいっても(本気で撮ろうとしなければ)内輪受けの映画にしかなりません。若手の映画監督、巨匠、カリスマ的舞台女優、いろいろ登場させています(原作にあるのでしょう)が、この程度のつっこみでは何も見えてきません。

安田顕さんを本気で主役で撮ろうとしたのかどうか、それを問いたいですね。