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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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「パプーシャの黒い瞳/ヨアンナ・コス、クシシュトフ・クラウゼ監督」個人的趣味の問題なのかも知れませんが、オーソドックスに時間軸に沿って音楽と映像だけで見せてもらった方が感動したような映画です

映画

何だかもったいない感じがします。興味をそそられる物語、素敵な音楽、モノクロの美しい映像、言ってみれば、いい映画になる全ての要素がそろっているのに、なぜだかそれらがかみ合っていません。

この物語で、なぜ時間軸を前後させる必要があるのでしょう?

なぜ、ワンカットで撮れるシーンをわざわざフェードアウト、それもかなり黒の長いフェードアウトにするのでしょう? やたら多いフェードアウトは何なんでしょう?

なぜ、もっと詩を有効に使わないのでしょう?

書き文字を持たないジプシーの一族に生まれながら、幼い頃から、言葉に惹かれ、文字に惹かれ、こころの翼を広げ、詩を詠んだ少女がいた。ブロニスワヴァ・ヴァイス(1910-1987)、愛称は“パプーシャ”。ジプシーの言葉で“人形”という意味だ。彼女は成長し、やがてジプシー女性として初めての「詩人」となる。しかし、その天賦の才能は彼らの社会において様々な波紋を呼び、その人生を大きく変えることになった……。
年の離れたジプシー演奏家との結婚、彼女の才能を発見した詩人イェジ・フィツォフスキとの出会いと別れ、古くから伝わるジプシーの秘密を外部にさらしたと彼らの社会を追放されたこと……『パプーシャの黒い瞳』は一人のジプシー女性の物語であり、同時に第二次大戦前後にジプシーたちが直面した史実を伝える。それはまた、20世紀から21世紀へ、世界が何を得て何を失ったのかをも私たちに問いかけている。(公式サイト

そういえば、言語ってどうなっていたんでしょう? 公式サイトにはロマニ語&ポーランド語となっていますので、入り交じっていたんでしょうが、字幕で相応の処理がされていた記憶はありませんね。ほとんどポーランド語だったんでしょうか?

パプーシャ(ヨヴィタ・ブドニク)が言葉に興味を持ったり、文字を習ったり、そして最も重要な、詩を詠んだりすることとか、逆にイェジ・フィツォフスキ(アントニ・パヴリツキ)がジプシーの言葉を覚えたりするところなど、言葉に関することに全く焦点を当てていません。

音楽の使い方も中途半端です。音楽と映像だけでも持ちそうなものですが。

まあ、個人的趣味の問題なのかも知れませんが、ごくオーソドックスに時間軸に沿って音楽と映像だけで見せてもらった方が感動したような映画です。

ところで、「ジプシー」が差別用語という考えもあり、また「ロマ」じゃない民族もいるという話もあり、映画では「ジプシー」と訳されていましたが、言語では何と自称していたのでしょう?