そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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あさがくるまえに

監督:カテル・キレヴェレ

(ネタバレしても問題ない)のでよく知って見るべし。シンプルなのに情感豊か。

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ブランカとギター弾き

監督:長谷井宏紀

(ネタバレ)映画はシンプルなのに物語は深い

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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最新記事

「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して/アルノー・デプレシャン監督」ベニチオ・デル・トロとマチュー・アマルリックが共演なんてすごいですね。その割には…

ベニチオ・デル・トロマチュー・アマルリックが共演しているなんて、どんなにコイー映画かと思いましたら、何ともおだやかでまじめ(?)な映画でした。

1948年。アメリカ、モンタナ州ブラウニングに暮らすブラックフット族のジェームズ(ジミー)・ピカードベニチオ・デル・トロ)は、第二次世界大戦からの帰還後、原因不明のさまざまな症状に悩まされていた。同居する姉に連れられ、カンザス州トピカの軍病院に入院するジミー。しかしその病状の原因がわからず困り果てた病院の医師たちは、フランス人の精神分析医ジョルジュ・ドゥヴルー(マチュー・アマルリック)に彼の診断を依頼する。(略)毎日ジミーの人生について話を聞くうちに、戦争後後遺症と思われていた彼の症状には、むしろ幼少期の体験や女性たちとの関係からの影響が大きいことに気づくジョルジュ。こうして彼は、ジミーの心のなかに宿る闇に触れることになる。そしてそれは次第にジョルジュ自身の心にある何かにも触れる対話療法となっていく…。(公式サイト

あまりにも現実的(日常は映画的ではないという意味です)で、映画的に整理されていない感じがします。ポイントがはっきりしない映画ですね。

ジミーとジョルジュの会話劇と考えれば、もうひとつ、二人の会話の積み重ねといいますか、会話による相乗的な物語の進展がありませんし、フロイト精神分析に迫っているかといえば、かなり薄っぺらいですし、インディアンと表現されているアメリカンネイティブについての映画かといえば、何とももの足りませんし、戦争後遺症を問題としているかといえば、ほとんどそれは当たっていなさそうですし、とにかく何を描こうとしているのかはっきりしません。

そういう意味では結構退屈な映画ですが、最後まで気を失うこともなかったのは、それなりに魅力のある映画だったのだと思います。

アルノー・デプレシャン監督の映画は「クリスマス・ストリー」を見ていますが、今読み返してみますと、結構興味深かったようです。すっかり忘れていますので見直してみようと思います。

クリスマス・ストーリー [DVD]

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