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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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ショコラ 君がいて、僕がいる

監督:ロシュディ・ゼム

実在したフランスの道化コンビ「フティット&ショコラ」の友情、そして人種差別

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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

監督:ピーター・ソレット

エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

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みかんの丘

ザザ・ウルシャゼ監督

この寓話的真実で争いがなくなることはないにしても、この寓話的真実を理解できなければとっくに世界は終わっている。

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「6才のボクが、大人になるまで。/リチャード・リンクレイター監督」12年間の成長記録が映画になるとは思えないのだが…

映画

人間の成長と変遷を12年間リアルに撮り続け映画にする、こうした発想を持つ映画監督はリチャード・リンクレイター監督ひとりではないと思います。しかしそれを現実のものとするには様々な障害があるでしょう。まずはそれをやってのけた監督や出演者たちに敬意を表したいと思います。

がしかし、出来上がった映画について言えば、誰が撮ったとしてもこれ以上のものは撮れないでしょうし、またこれ以下のものにもならないと思います。

当然ながら、こうした手法を選択すれば、ドキュメンタリー的意味合いを意識せざるを得なくなるわけで、過剰な演出は抑制され(とは言っても結構いろいろやっていましたが)、結局のところ何を撮ろうとしてるのかを問われることになります。

で、何を撮ろうとしたのでしょう?

確かにメイソンくん(エラー・コルトレーン)太ったねとか、ひげが生えてきたよとか、立派になったねとか、まあ言ってみれば、結婚式のプロフィール映像や子どもの成長を記録するホームビデオを見ることに似た感慨は得られるかも知れません。

しかし、そうした映像と同じように、制作者たちが感じるであろう12年間の重みを観客たちは感じられるのでしょうか? (いや、ベルリンやゴールデングローブ賞の受賞をみると感じられたようです)が、私は成長記録以上のものをこの映画に見いだすことは出来ませんでした。

ましてや、これはかなり個人的な好みの問題ですが、見せられる映像がアメリカそのもの(知らないけど)で正直結構うんざりしました。