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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

監督:ピーター・ソレット

エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

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みかんの丘

ザザ・ウルシャゼ監督

この寓話的真実で争いがなくなることはないにしても、この寓話的真実を理解できなければとっくに世界は終わっている。

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アスファルト

サミュエル・ベンシェトリ監督

人生あれやこれやいろいろあってもまだまだ捨てたものじゃないと気持ちが和らぎます

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ラサへの歩き方 祈りの2400km

チャン・ヤン監督

ただひたすら無心で五体投地、地にひれ伏し他者のために祈る人々が美しいです。

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最新記事

「ジェラシー/フィリップ・ガレル監督」相変わらず、愛(嫉妬)する男や女は描いても、愛(嫉妬)をえがくことは冷たく拒絶する

映画

「恋人たちの失われた革命」以降の三作しかみていませんが(多分)、どの作品も一貫していますね。「愛の残像」に「愛する男や女を描いても愛そのものを描かない」と書きましたが、これも同じように嫉妬(ジェラシー)する女や男を描いても「嫉妬」そのものを描こうとはしていないようです。

見終えても、三人の一体誰が「嫉妬」を感じていたのだろうと思うくらいに冷めています。

最もそれらしく描かれているのはクローディア(アナ・ムグラリス)ですが、一体彼女は何に嫉妬しているのか、あるいは彼女の不安定さは本当に嫉妬なのかと思えてしまいます。ついには、ルイ(ルイ・ガレル)の元から他の男の元へと去るわけですが、それが嫉妬からの行為だとすると、嫉妬する自分に耐えられないからなのでしょうか。

恋人に去られたルイは、いとも簡単に自殺という手段に走ります。幸い未遂に終わるのですが、それが嫉妬からだとするならば、死の選択へと至る「熱さ」は見事に捨て去られています。

映画の冒頭で、突然ルイから別れを告げられる妻(レベッカ・コンベナン?)が、本来ならば最も嫉妬に近い立場にいると思うのですが、そもそもガレル監督は彼女に注目していません。

どうやら、この映画は「処女作から彼のほとんどの作品に出演した父モーリス・ガレル(2011年没)の30歳の頃の物語」がベースらしく、かなり私的な制作意図があるのかも知れません。あるいは、「La jalousie」とは日本語の「嫉妬」とは別ものなのか…。


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