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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

監督:ピーター・ソレット

エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

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みかんの丘

ザザ・ウルシャゼ監督

この寓話的真実で争いがなくなることはないにしても、この寓話的真実を理解できなければとっくに世界は終わっている。

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アスファルト

サミュエル・ベンシェトリ監督

人生あれやこれやいろいろあってもまだまだ捨てたものじゃないと気持ちが和らぎます

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ラサへの歩き方 祈りの2400km

チャン・ヤン監督

ただひたすら無心で五体投地、地にひれ伏し他者のために祈る人々が美しいです。

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最新記事

「アクト・オブ・キリング/ジョシュア・オッペンハイマー監督」アンワルは最後まで自分自身を演じていますし、彼の何かがさらけ出されているようにはとても思えない…

映画

ずっと気になっていながら、なかなかタイミングが合わなかったのですが、終了間際になってやっと見ることが出来ました。

どう見るか難しい映画ですね。

タイトル通り、過去の虐殺行為を当の本人が演じるところを撮ったドキュメンタリー、

1960年代のインドネシアで行われていた大量虐殺。その実行者たちは100万近くもの人々を殺した身でありながら、現在に至るまで国民的英雄としてたたえられていた。そんな彼らに、どのように虐殺を行っていたのかを再演してもらうことに。まるで映画スターにでもなったかのように、カメラの前で殺人の様子を意気揚々と身振り手振りで説明し、再演していく男たち。だが、そうした異様な再演劇が彼らに思いがけない変化をもたらしていく。(シネマトゥデイ

ということなんですが、まずもって、100万人近くも虐殺されたということ自体が、言葉として理解はできても、リアリティをもってイメージ(認識)することが困難すぎますし、また、そのこととスクリーンに映し出されるアンワル・コンゴ以下プレマンたちの素朴とも言える現在の姿を結びつけることにはさらに困難がともないます。

ですので、アンワルが殺人を再現するところ、針金を首に巻き付け、こうやって殺したと語ったところで、それが人間の狂気をあぶり出しているようには見えませんし、ラスト、アンワルが自分が殺人を演じている映像を見て、気分が悪くなり幾度も吐くシーンがありますが、実際に吐いているわけではなく、オェ、オェとか言っているだけです。

もちろん、監督はそんなことは分かっているでしょう。分かった上で演じさせているのでしょう。

何ともとらえどころのない映画です。この映画の中のアンワル・コンゴは最後まで自分自身を演じていますし、彼の何かがさらけ出されているようにはとても思えませんし、いずれにしても、様々な情報を持って見ないとよく分からない映画ですし、見た後もその後のアンワルがどうなっているのかなど、さらにいろいろ調べないと何とも言えない映画です。