そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

f:id:ausnichts:20170816183630j:plain


ブランカとギター弾き

監督:長谷井宏紀

(ネタバレ)映画はシンプルなのに物語は深い

>>

f:id:ausnichts:20170627135431j:plain


残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

>>

f:id:ausnichts:20170419165406j:plain


午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

>>

f:id:ausnichts:20170317150742j:plain


パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

>>
最新記事

「ジャック・ケルアック キング・オブ・ザ・ビート」ビートという言葉をどう定義する?共鳴すること、共感することとジャックは答えた

ウォルター・サレス監督の「オン・ザ・ロード」を見て、それまで名前しか知らなかったジャック・ケルアックの「路上オン・ザ・ロード」を読み始めました。

で、その結果は後回しにして、まずはこの映画、これを見るとジャック・ケルアックのことがよく分かります。本人が登場する映像も使われていますし、その他再現フィルム風のものと彼をよく知る友人や作家たちのインタビューで構成されています。

最も印象深いのが、1959年に Steve Allen Show というテレビ番組に出た時の本人の映像で、この映画では最初と最後に使われています。その番組の映像がこちら。


JACK KEROUAC on THE STEVE ALLEN SHOW with Steve Allen 1959


テレビ番組という緊張感のせいか、最初は神経質そうな印象です。「オン・ザ・ロード」をどれくらいで書き上げたかと聞かれて、3週間、7年間の出来事を一気に書き上げたと語っています。さらに、タイプ用紙を入れ替えることで集中が途切れないようロール紙を使ったというようなことを言っています。

How would you define the word 'beat'?
Sympathetic.

「ビートという言葉をどう定義する?」と聞かれ、「共鳴すること、共感すること」と答えています。

「オン・ザ・ロード」とあわせて見るとなかなか興味深い映画なのではないでしょうか。「ビートニク映画祭」として他にも三作上映されています。ああ、他の作品はもう終了していますね。

で、本の話ですが、実は中程まで読み進んだまま挫折しています。言い訳しますと、この動画を見てその訳が分かりました(笑)。リズムです。動画の後半、ジャック・ケルアック自身が「オン・ザ・ロード」を朗読していますが、流れるようなリズムと力強さ、思わず見入って、聞き入ってしまいます。

このリズムをイメージして再度読み直してみようと思います。