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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気

監督:ピーター・ソレット

エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

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みかんの丘

ザザ・ウルシャゼ監督

この寓話的真実で争いがなくなることはないにしても、この寓話的真実を理解できなければとっくに世界は終わっている。

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アスファルト

サミュエル・ベンシェトリ監督

人生あれやこれやいろいろあってもまだまだ捨てたものじゃないと気持ちが和らぎます

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ラサへの歩き方 祈りの2400km

チャン・ヤン監督

ただひたすら無心で五体投地、地にひれ伏し他者のために祈る人々が美しいです。

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最新記事

「希望の国/園子温監督」夏八木勲さんの存在感は、全体を通してみれば異質に感じられるほど際だっており、その意味では園子温ワールドではなく…

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この監督は、単純化した人物を図式的に配置して物語を構成することが多いのですが、この作品の夏八木勲さんだけは違っていました。

そのリアルな存在感は、全体を通してみれば異質に感じられるほど際だっており、その意味では、映画が、いわゆる園子温ワールドではなくなっています。夏八木さんが出てくるシーンは違う監督の映画のようでした。

ただ、映画的にはどうなんでしょうね。原発事故を扱った映画として見れば、20キロの境界線、風評、嘘ばかりいう政府などなど、あまりにも適当な、というより得意の表層のみとらえた図式化は、相当に違和感を感じるものですし、原発事故下における人間を描けているかといえば、小野泰彦(夏八木勲)以外、これまた単純化された人物ばかりですし、結局、音楽に頼り、津波で流された廃墟のような風景を感傷的にとらえるしかなかったのかと思ってしまいます。

出来るならば、園子温らしく、原発事故というシリアスなテーマであっても、徹底的に劇画的単純さでもって描き、それを突き抜けて見えるものが何かを見せて欲しかったとは思います。

園子温監督、「愛のむき出し」のようにリアルさを徹底して排除すれば名作になりますが、少しでもリアルに近づこうとすれば陳腐になるということでしょうか。