そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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「タンゴ・リブレ 君を想う/フレデリック・フォンテーヌ監督」常に緊張感を失わず、飽きさせず、抑えたドラマチックさが大人っぽい

とても映画らしい映画で楽しめました。南米映画は心騒ぐ感じがとても大好きで、この映画もタンゴ=アルゼンチンと思い込んで見にいったら、何とベルギー映画でした。

変な言い回しですが、とらえどころのない良い映画でした。

一人暮らしの刑務所の看守が、習い始めたタンゴのダンス教室で女性と出会い、恋に落ちますが、その女性が刑務所に服役している男の妻であり、さらにややこしいことに、男は共犯者と共に服役しており、その男は女の元恋人であったという、かなりややこしい話です。

ただ、その人間関係は、徐々に徐々にみえてくるようにつくられており、その流れが、どこか不穏な空気を漂わせたサスペンスっぽさやダンス映画の持つ熱っぽい感じや主人公の看守の不器用さからくる滑稽さなどが入り交じった何とも奇妙な映画なのです。

特に結末など秀逸です。

この映画は一体どこへ行くのだろうという不安定さを抱えながら、常に緊張感を失わず、飽きさせず、抑えたドラマチックさが大人っぽい、アルゼンチン映画とはまた一味違ったタンゴ映画と言えます。