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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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ショコラ 君がいて、僕がいる

監督:ロシュディ・ゼム

実在したフランスの道化コンビ「フティット&ショコラ」の友情、そして人種差別

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最新記事

「96時間リベンジ/オリヴィエ・メガトン監督」次回作期待ですね あの終わり方ですので多分来るでしょう

映画

まあ、およそヒット作の続編が良かった試しはなく「96時間」もご多分に漏れずというところでしょうか。そこそこ楽しめはしましたが、次回作期待ですね。あの終わり方ですので多分来るでしょう。

あらためて前作の何が良かったか考えてみると、

  • 一点突破全面展開みたいな感じで、とにかく余計な説明なしで突っ走っている
  • それ故のスピード感が半端じゃない
  • 同じく、それ故の徹底した瞬殺で見る者に後味の悪さを残さない
  • ブライアンは超スーパーマンなのにそれっぽくない

などなど、人それぞれではありますが、私としては、とにかくただひたすら「説明なしで突っ走る」ところに魅力を感じたわけです。

4つ目の主役のキャラクター像にしても、いわゆるハリウッド的ヒーローとはかけ離れており、ガタイはでかくともマッチョとは言えず、家族を大切にするといっても、ややストーカー気味で度が過ぎていますし、CIAをやめたという経歴はありきたりでも、何か陰謀に巻き込まれたとかのしがらみもなさそうで、よくある回想シーンで人物説明みたいなことも一切ないわけです。

で、この「リベンジ」ですが、その「説明なしで突っ走る」という肝心要を忘れてしまったようで、導入からして、復讐に燃えるアルバニアマフィアのシーンなど、はっきり言って「いらん!」でしょう(笑)。

その後の拉致されてからの前半は、ややペースを取り戻したかと思わせますが、後半がいけません。ネタ切れなのか、やたら冗漫で、拉致された妻がアルバニアマフィアにいたぶられるシーンや一対一の格闘シーンは、もうすっかりアクション物の常套手段で見ていられません。

監督(前作はピエール・モレル監督)のせいか、脚本(共にリュック・ベッソンとロバート・マーク・ケイメン)のせいか、ネタ切れか? 何なんでしょう、ひょっとして見る側の慣れ?