読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

f:id:ausnichts:20170317150742j:plain


パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

>>

f:id:ausnichts:20170307095739j:plain


ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

>>

f:id:ausnichts:20170211220222j:plain


たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

>>

f:id:ausnichts:20170206201800j:plain


ショコラ 君がいて、僕がいる

監督:ロシュディ・ゼム

実在したフランスの道化コンビ「フティット&ショコラ」の友情、そして人種差別

>>
最新記事

「BIUTIFUL ビューティフル/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ」ハビエル・バルデムはミスキャス?

映画

こういう映画は集中できない時に見てはダメだ、のパターンでした。仕事の合間に時間を見つけてみたのですが、多少気になることがあった私が悪いのか、あるいは映画がダメなのか(笑)、嫌いなタイプの映画ではないだけに残念です。

基本的には群像劇を狙っているんでしょうか? であるなら、ハビエル・バルデムのキャスティングはまずいでしょう。どうしたって彼の映画になってしまいます。

じゃ、余命2ヶ月と宣告された男、ウスバル(ハビエル・バルデム)の物語でしょうか? であるなら、あの中国人の不法入国者たちの扱いは何なんでしょう? あのゲイのカップルは何なんでしょう? ウスバルが霊媒師である意味は何なんでしょう?

ん…、煩雑だ…。

多分、ウスバルがあの世へ旅立つ時に、彼が生まれる前(だったと思うが…)にフランコ政権の弾圧から逃れてメキシコへ逃げた父親と出会う(霊媒師だから)シーンがポイントだと思いますが、なぜ雪山なのかも、見逃したのか分からないですし、海や砂の話も、聞き逃したのか分からないですし、ん…、どうなんでしょう、この映画…?

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、アモーレス・ペロスやバベルでもそうでしたが、こういう同時進行形の話が多いのですね。ただ、アモーレス・ペロスが良かったのは、その点ではなく、ラテン(メキシコラテンですが)のエモーショナルさみたいなものであり、その根本が失われたバベルでは散々ですし、その意味では、アモーレス・ペロスに戻った感のあるこの映画ですが、ハビエル・バルデムが目立ちすぎでバランスが悪いということでしょうか…。