そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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残像

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダ監督の遺作、心に残る映画です!

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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無防備/DVD

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見終わった後、そういえば出産シーンが話題になった映画があったと思い出した「無防備」。すでに見てからひと月ほど経っていますが、ちょっとばかり書いておこうかと思い立ちました。

話題になったというのは、この映画が実際の出産シーンを真っ正面から、まさにその字のごとく、カメラに納めていることと、その妊婦を演じているのが、市井昌秀監督の妻である俳優今野早苗さんだと言うことです。

確かに、そのシーンは、予想していなかったこともあり、「ん?実写?」などと、少なからずインパクトはありました。ただ、映像的にも、流れ的にも、取り立ててそのシーンを特別に際立たせているわけではないので、ごく自然に受け入れられ、好感の持てるものでした。

ただ、私は、それよりも何よりも、全体を支配している「素人臭さ」が、これ以上いくともう無理でしょみたいなギリギリのあたりにおさまっていることをとても気に入りました。

それが監督の意図しているものなのか、あるいは本当に素人(素人がいけないという意味ではありませんので悪しからず)なのか、この一本を見ただけでは分かりませんが、主役の森谷文子はじめ、俳優達の演技というか佇まいが、リアルな現実ってのはこういうことね、と思わせるほど映画的ではなく、普通ここには何かセリフを入れるでしょ、と思われるところも、ただのんびりとカメラが回るだけ、といった感じで、そもそもそちらを向いてはいないでしょうが、ハリウッド的なものとは正反対にありながら、ドラマとしてもきちんと成立しているという、ややPFF臭さが気になりつつも、なかなかいい作品だと思います。

ただ、妻の出産を映画にしてしまうという発想を考えると、今後どういう映画を撮っていくんだろうと、人ごとながら、心配してしまいますが、いずれにしても期待はしています。