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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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最新記事

ハーツ・アンド・マインズ-ベトナム戦争の真実

観たのは、もう2、3週間前ですが、8月15日前後の戦争に関するあれやこれやの出来事を見聞きして、一言二言書いておこうという気になりました。

リアルタイムで見ていたら、一体自分は何を感じていただろうと、若干、それにも興味はありますが、三十数年後の今見て一番感じたことは、ドキュメンタリーというもののあり方についてです。

相当量の取材映像やニュース素材、そしてプロパガンダ映画まで、ある種繁雑とも思えるめまぐるしさで、戦争の現実や証言が語られていきます。当然そこには、どの映像を使い、どう編集するかなど、つくり手の何らかの意図は存在するわけですが、かといって、何かに肩入れしようとしたり、見るものの情感を呼び覚まそうとしたり、そういったあざとさが全くありません。

これが、できそうでなかなか難しいことで、だからこそ、「最高のドキュメンタリー」といわれ、今見てもリアリティをもって迫ってくるのだと思います。

この映画は、戦争の残虐さや悲惨さを伝えようとしているわけではありません。アメリカ人であるつくり手が真にベトナム戦争の持つ意味(実はアメリカ人にとって)を問おうとしているのです。

毎年この頃になると、戦争によって引き起こされた悲惨さや犠牲となって散っていった英霊達といった視点でのTV番組や報道が溢れる日本にあって、もちろんそれを否定するつもりはありませんが、我々にとってあの戦争は一体何であったのか、加害者としての映像も含めた「真のドキュメンタリー」が現れない限り、あの戦争は終わることはないような気がします。