そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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母なる証明

母なる証明
このかったるい2時間を、わずかラスト2、3分でなかったことのようにする、ポン・ジュノ監督の手腕はすごいと言うべきか?! が、しかし、私は2度とこの2時間を味わいたいとは思わない。

書き出しが気取りすぎ! それも嫌みな感じでいやな奴!って?(笑)。それにしても、今ごろ「母なる証明」ってのも、かなり遅れた話ですが、見逃して残念に思っていたところ、よほど評判が良かったんでしょう、アンコール上映ということで、当然ながら、相当の期待を持って観てきました。と言っても、もうひと月ほど前のことですが…。

ああ…、何なんでしょう? 肌が合わないんでしょうか? 始まってしばらく、10分?20分?、もう飽きてしまいました。多分、私にはテンポが中途半端で、耐えられなかったんだと思います。

母親の息子への思いが話の中心なのは分かりますが、それを、母親を演じるキム・ヘジャをじっくりとらえることで描こうとしているのか、物語のドラマ性で引っ張っていこうとしているのか、焦点が絞れていない気がして、妙に、キム・ヘジャの気合いの入った演技だけが浮いているように感じ、何ともじれったく感じてしまいました。

全体のバランスが悪いです。刑事のキャラや逮捕のいきさつなどなど、もっとたくさんあったような気がしますが、それらが、私には何かのギャクかジョークのように感じられ、そんなことで逮捕されるのなら、むしろ、そのことに焦点を当てた映画にしたら?とか、なぜ息子を知的障害自閉症?)のあるキャラにする必要あるの?とか、キム・ヘジャだけテンション高すぎ!みたいな、息子の無罪を信じる母親の強い思いにしても、テーマ自体は、映画に限らず、あらゆる表現手段で描かれているテーマなのに、特別新鮮な切り口も感じられず、それをあの語り口で2時間は長すぎます。

と、早く終わらないかなぁ、などとすっかりだれていたその時、プロローグと同じシーンに戻り、あの曲(http://www.youtube.com/watch?v=j2v-YpDgGhc)が流れ、キム・ヘジャのダンスシーン(とは言わないでしょうが…)になったのです。

そして、鍼、息子の記憶、母の記憶、逆光のバスの中で踊り狂う(?)母たち…。確かに、ラストシーンだけは、評価します。