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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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午後8時の訪問者

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ

(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

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パリ、恋人たちの影

監督:フィリップ・ガレル

(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

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ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ

(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

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たかが世界の終わり

監督:グザヴィエ・ドラン

グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

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最新記事

映画「午後8時の訪問者」(ネタバレ)ダルデンヌ兄弟、相変わらず隙がなく完璧!

ダルデンヌ兄弟監督の映画は、どの作品も全く隙がありません。 多くの場合、映画を見ていますと、え、そこで切るの?とか、もうちょっと見せてよとか、(カットが)長いなあとか、何かしら気になることはあるのですが、この監督の作品ではそうした気持ちを感…

映画「汚れたミルク」(完全ネタバレ)これは単なる「ネスレ・ボイコット」的告発映画でも、勇気あるひとりの男の物語でもない。

この映画、公式サイト(下に引用)の解説などを読みますと、グローバル企業の不正を暴く告発映画のように思われるかもしれませんが、そう簡単な問題ではありません。 確かに、「巨大企業の悪」対「それに立ち向かう正義の一個人」という図式は、宣伝上は受け…

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」ブレード・ランナー(だけではないのだろうけど)のパクリとしか思えないのだが…

常々、押井守監督の「攻殻機動隊」は一度見てみたいと思っているのですが、レンタル屋へ行っても、たまたま思い出して借りようとした時にはレンタル中といった具合で、未だ手にすることもなく、どんな物語なのかも知りません。 それなのに、いきなり実写版「…

映画「タレンタイム〜優しい歌」(ネタバレ)青春の味は甘く切なく悲しくて、お茶目な大人たちは隠し味。

ヤスミン・アフマド監督、映画祭では頻繁に上映される監督ですが、日本で劇場公開されるのはこの映画が初めてではないでしょうか。 監督本人は2009年の7月に亡くなっており、この映画はその年の3月にマレーシアで公開され、結果として遺作となってしまった…

映画「T2 トレインスポッティング」(ほぼネタバレ)青春映画の続編なんてある意味タブーでしょう。

90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで引き起こした映画『トレインスポッティング』。その続編が20年の時を経て帰ってくる! 主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジとオリジナルのスタッフ&キャストが再…

映画「ムーンライト」すべての意味で踏み込みが足りなく中途半端

言うまでもなく、 今年2017年のアカデミー賞作品賞受賞作です。 公式サイトによりますと、戯曲「In Moonlight Black Boys Look Blue(月の光の下で、美しいブルーに輝く)」が原案となっているらしく、タイトルはそこから取られているんですね。 また、製作…

映画「未来よ こんにちは」(ややネタバレ)ナタリーは監督自身の反映であり、その未来への迷いかもしれない

昨年2016年のベルリン金熊監督賞受賞作です。 ミア・ハンセン=ラブ監督の映画は、このブログには「EDEN」しか書いていませんが、デビュー作以外はすべて見ています。エリック・ロメールの後継者などという枕詞がつくくらい評価は高い監督です。 シナリオも…

映画「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」(ほぼネタバレ)大人のリアルな愛憎劇、決してベティ・ブルーではない(笑)

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』から30年…は、宣伝文句とはいえ余計ですね(笑)。 映画の製作者にそんな意識はまるでないでしょうから、日本の宣伝関係者によほど「ベティ・ブルー」を好きな人がいるのでしょう。 まあ、私も好きですし、これまで見た中…

映画「おとなの事情」(完全ネタバレ)おとなの事情(原題は"赤の他人")と言いながら、映画の中で起きることは子どもの行い

シチュエーション・コメディのジャンルかと思いますが、ただ見ようによってはかなりシリアスで、身に覚えのある人は笑ってはいられないかも知れません(笑)。 いや、逆かな? たとえば夫婦で、あるいはカップルでこの映画を見に行ったとすれば、こりゃやば…

映画「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」悪の凡庸さ、あるいはミルグラム効果は日々起きている

邦題にヒトラーやナチスとつけて(多分)注目度を高めようとするのは日本の映画界の常套手段だと思いますが、最近ではアイヒマンもよく見かけるようになりました。 この映画の邦題「アイヒマンの後継者」は、ひねりすぎていて分かりにくいのですが、多分、誰…

映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」これが今のイギリスのリアルか!? 2016年カンヌ、パルム・ドール

公式サイトに、ケン・ローチ監督は「前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に映画界からの引退を表明していた」とありますが、引退? 知りませんでした。 その程度の?と言われそうですが、実はケン・ローチ監督のファンでして、あの画からにじみ出るやさ…

映画「パリ、恋人たちの影」(ほぼネタバレ)恋に悩む男女におすすめ、大人になるために。

「恋人たちの失われた革命」以降ですのでごく最近のものしか見ていませんが、フィリップ・ガレル監督、一貫して男女の関係を撮っている印象です。 モノクロへの思いも強いのでしょうか、この「パリ、恋人たちの影」もそうですが、「恋人たちの失われた革命」…

映画「お嬢さん」(ネタバレ)ロケ地は桑名の六華苑か?

タイトルや宣伝イメージ(下の画像)を見ても好奇心をそそられることもなくスルーしていたのですが、ふと監督名に目がいき、あららパク・チャヌク監督なら見ておかなくちゃということで見てきました。 この監督、結構見ているように思うのですが、「オールド…

映画「ラビング 愛という名前のふたり」ジョエル・エドガートンのストイックさにしびれる

「ラヴィング対ヴァージニア州裁判」という史実の映画化です。 アメリカには(1967年時点で)異人種間結婚を禁じる法律というものがあり、それに反して結婚したヴァージニア州の黒人女性ミルドレッド・ラヴィングさんと白人男性リチャード・ラヴィングさんが…

映画「ブラインド・マッサージ」(完全ネタバレ)これに金熊を与えなかった審査員が信じられない!

「天安門、恋人たち」「スプリング・フィーバー」のロウ・イエ監督、2014年の作品です。なぜこんなに公開が遅くなるのか不思議ですね。 一般的にの話ですが、映画祭で評価の高い映画は逆に一般公開が難しいのかもしれません。この映画も2014年のベルリンで銀…

映画「海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~」難民の死体のシーンは監督の葛藤の結果のようです

ジャンフランコ・ロッシ監督、ドキュメンタリーでありながら(というのも変ですが…)、2013年の「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」がヴェネチアで金獅子、この「海は燃えている」が昨年2016年のベルリンで金熊、快挙そのものでしょう。 監督がドキュメン…

映画「The NET 網に囚われた男」(ネタバレ)理不尽で不条理な国境線が個人や家族を破壊する

キム・ギドク監督は多作の監督ですね。1996年のデビュー作「鰐」以来、毎年のように発表し続けています。 初めて見たのが「春夏秋冬そして春」、それ以降ほとんど見ていますし、過去の作品も DVD になっているものはほとんど見たはずです。 やはり印象深いの…

映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」(完全ネタバレ)さすがにこの邦題はまずいでしょう、ミスリードし混乱させます。

これは邦題への風当たり強いよなあと、まずは見終えてのの感想(笑)。 宣伝担当者は何を考えたんでしょうね? 散文系のタイトルが流行っているから? ラブストーリーのほうが客が入る(かどうかは知らない)から? 感傷的な言葉で高齢者を釣ろうとした? 原…

映画「エリザのために」(ネタバレ)クリスティアン・ムンジウ監督、カンヌ監督賞も納得

2007年、「4ヶ月、3週と2日」がカンヌでパルムドール、2012年、「汚れなき祈り」がカンヌで脚本賞と女優賞、そしてこの「エリザのために」が昨年2016年の監督賞を受賞というカンヌ三連勝*1のクリスティアン・ムンジウ監督です。 特に「4ヶ月、3週と2日…

映画「愚行録」(完全ネタバレ)満島ひかり、妻夫木聡、向井康介(脚本)に期待するも…

原作の著者貫井徳郎さんも監督の石川慶さんも初めて聞く名前なんですが、何となく気になってといいますか、むしろ、満島ひかりさんと妻夫木聡さん、そして脚本の向井康介さんの名前に誘われたのかもしれません。 原作は第135回直木賞候補作とありましたので…

映画「アラビアの女王 愛と宿命の日々」ニコール・キッドマンのニコール・キッドマンための映画

ヴェルナー・ヘルツォーク監督、もちろん名前は知っていますし、2,3映画のタイトルも浮かびますが、残念ながら見ていません。これを機会に「アギーレ/神の怒り」「フィッツカラルド」くらいはみてみようと思いますが、どんな映画を撮る人なんでしょう? …

映画「たかが世界の終わり」グザヴィエ・ドラン、会話劇で新境地

グザヴィエ・ドラン監督、27歳にしてすでに6作目、どの作品も自国だけではなく世界に配給され高評価、どんだけ才能豊かなんだ!という若き天才映画監督です。 この映画は俳優もすごいです。ギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、レア・セドゥー、…

映画「TOMORROW パーマネントライフを探して」言葉過剰で映画としてはつらいですが、人間も捨てたものではないかもしれない。

もう2年ほど前になりますが、「リスボンに誘われて」のメラニー・ロランが強烈に印象に残っています。 メラニー・ロラン出演の映画が初めてというわけでもなかったのですが、映画内のアマデウ同様、エステファニア(メラニー・ロランの役名)にくぎ付けにな…

映画「ショコラ 君がいて、僕がいる」実在したフランスの道化コンビ「フティット&ショコラ」の友情、そして人種差別

「ショコラ」と聞きますと、私はジュリエット・ビノシュとジョニー・デップの映画を思い出してしまいます。映画のタイトル付けもなかなか難しいものです。とは言っても「君がいて、僕がいる」はいただけません(笑)。 こちらの「ショコラ」は、公式サイトに…

映画「未来を花束にして」キャリー・マリガンが女性参政権運動の闘士を好演

まず、用語の解説(というほどのことではありませんが…)から。 原題の Suffragette は、Weblio では「(特に 20 世紀初頭の英国の)参政権拡張論者、(特に女性の)婦人参政権論者」とありますが、もうひとつ Suffragist という言葉があり、こちらは「婦人参政…

映画「スノーデン」他国の話ではない、日本でもやっているでしょう。ノートのカメラは切りましょう。

スノーデン氏が NSA の盗聴などの諜報活動を告発したのは2013年、もう4年前になります。「シチズンフォー スノーデンの暴露」というドキュメンタリーもありました。 オリバー・ストーン監督は、この映画について「私個人の考えは作品に一切入れていない。す…

映画「母の残像」俳優の素晴らしさと丁寧な描写がひかります

ヨアキム・トリアー監督、ラース・フォン・トリアー監督の甥だそうです。ただ、監督紹介ではデンマークではなくノルウェー人となっています。 それにしても「ラース・フォン・トリアーの遺伝子を受け継ぐ」なんてのは、宣伝文句とはいえ、ちょっとばかりいた…

映画「ネオン・デーモン」(ネタなし?)「ドライブ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督最新作!

「ドライブ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作です。 細かなところをほとんど覚えておらず、自分の書いた記事を読んでも記憶は蘇らず、自分ながら「ちゃんと書いておけよ!」(笑)と言いたくなるような「ドライブ」です。 レフン監督は、中…

映画「沈黙‐サイレンス‐」 遠藤周作「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化!

遠藤周作著『沈黙』 中学生の頃に読み、涙が止まらなかったことを記憶しています。「踏み絵」のシーンは、もちろん映像的なものを見たわけではありませんが、不思議とイメージとして記憶しています。 それだけ強い衝撃を受けたのではないかと思います。 ただ…

映画「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」(ネタバレ)アウシュビッツ裁判につづくフリッツ・バウアーの前日譚

われわれ日本人って「日本の戦争」よりもナチスやヒトラーのことの方をよく知っているのではないかというくらいナチス関連の映画がよく公開されます。 私も結構見ますが、何とも奇妙な状態です。 ヒトラー本人を扱った映画、ホロコーストにかかわる悲劇的な…

映画「天使にショパンの歌声を」(ネタバレ)別れの曲の歌付きとピアノ演奏、どちらもかなりレベルの高い生歌、生演奏です。

カナダ、ケベック州が舞台の映画です。 モントリオールが州都かと思っていましたら、ケベック市という都市があるようです。カナダには英語圏とフランス語圏があるのは知っていたのですが、ケベック州は公用語がフランス語のみらしいです。 この映画もフラン…

映画「皆さま、ごきげんよう」悟った大人の映画というべきか?

オタール・イオセリアーニ監督、前作の「汽車はふたたび故郷へ」を見ているのですが、あまりはっきり記憶していません。 ジョージア(旧グルジア)出身の監督で、ウィキには「旧ソ連下で公開禁止であったため、1979年にフランスに移住」とあります。亡命では…

映画「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」ドン・チードル初監督作品にして、迫真の演技でマイルスに迫る

タイトルは「マイルス・デイヴィス 空白の5年間」となっており、確かに1975年から5年くらいのブランクはあるようですが、内容は史実に基づいているわけではなく、ほとんどフィクションのようです。 音楽ものというよりも、拳銃はぶっ放すわ、カーチェイスは…

映画「SMOKE デジタルリマスター版」煙草の煙が目にしみる。あの時代、その涙は哀愁だったが、今は怒り…

1995年のベルリンで銀熊、審査員特別賞を受賞した「SMOKE スモーク」のデジタルリマスター版によるリバイバル上映です。 当時、結構ヒットしたようですが記憶にありませんので見ていないようです。 製作に日本が入っているのは、井関惺(さとる)さんという…

映画「エヴォリューション」ネタバレ/美しくも不可解な映像の連続、フランス発SF(?)ホラー

これからこの映画を見ようと思われる方は、どんな内容かを知ってから見るべきだと思います。さもないと、???で終わってしまいます。 映画自体は謎ばかりなんですが、謎解き映画ではありませんので、物語を知って見たからといって失うものはありません。む…

映画「こころに剣士を」大国に翻弄される小国エストニアの悲劇が根だけれども、それを抑えて静かに感動物語

2016年、最後の映画は静かなる感動物語でした。 戦争はいろんな悲劇を生みますが、この映画は、第二次大戦中はドイツ占領下であったためにドイツ軍として戦い、終戦後はソ連に併合されたために、今度は追われる身となったエストニア人のフェンシング選手の話…

映画「湾生回家」台湾に生まれ台湾に育った日本人の物語。他人の記憶も追体験すれば涙

台湾が、日清戦争による清の敗北により日本に割譲されたのが1895年、日本の敗戦により蒋介石の国民政府の支配下となったのが1945年、その間50年、日本の統治下にあったわけですから当然といえば当然、台湾で生まれ育った日本人がたくさんいたんだということ…

映画「聖杯たちの騎士」グリーグ、ドビュッシー、アルヴォ・ペルト、グレツキを聴きながらファッション雑誌を繰る

テレンス・マリック監督、この監督くらい世間(ではなく業界?)の評価と自分の感覚にずれを感じる監督はいません。 初期の「地獄の逃避行」「天国の日々」は40年くらい前の作品ですのでおいておいても、映画界復帰後の「シン・レッド・ライン」「ツリー・オ…

映画「ヒトラーの忘れもの」第二次大戦のちょっと違った視点ものだけど、意図的にタイトルにヒトラーを入れるのはやめて!

マーチン・サントフリート監督が「本作で描かれているのは、デンマーク人のほとんどが目を背けてきて知られていない史実です。」と語っているように、少年兵であったかどうかは分かりませんが、捕虜のドイツ兵に地雷除去をさせたのは事実のようです。 多分、…

映画「雨にゆれる女」夜景や暗い室内の撮り方が美しいですね

監督の半野喜弘さんは、「ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクー…映画界の名匠たちを魅了してきた音楽家」と紹介されています。 よく知りませんでしたが、確かに最近の映画では「山河ノスタルジア」にもクレジットされており、第52回金馬奨音楽賞ノミネート…

映画「ミス・シェパードをお手本に」舞台劇のほうが見たくなります。映画はちょっとばかり映画的に成りきらず。

ホームレスの話も、ジェントルマンの国では随分格式張った話になってしまいます。これがアメリカなら、もっとポップかロックな映画になるでしょうし、途上国であれば、子どもたちの話になるでしょう。 との印象を持ったのですが、それもそのはず、これ、イギ…

映画「誰のせいでもない」自己中の男が自ら何も行動しないでいたら、うまくいったよ、ってか? 面白い映画です。

ヴィム・ヴェンダース監督、7年ぶりの劇映画です。7年ということは「パレルモ・シューティング」以来ということになり、その間、「Pina」や「もしも建物が話せたら」のドキュメンタリーを撮っています。 この映画、公式サイトには「今作は 3D映画として撮…

映画「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」エレン・ペイジのアップになるたびに涙が流れて…。もちろんジュリアン・ムーアもいいのですが。

いやあ~、最初から最後まで涙が止まりませんでした。1リットルくらい出たかもしれません(笑)。 ただ、単純に感動というわけではなく、とにかく細かいところでうまいんですよ。監督も、俳優も、もちろんジュリアン・ムーアもそうなんですが、ステイシーを…

映画「五日物語 3つの王国と3人の女」何をやろうとしたのかよく分からない、始めてはみたものの手に余ったって感じ。

ファンタジーものはあまり見ないのですが、「ゴモラ」のマッテオ・ガローネ監督の映画ということで…、と言いながら、実は「ゴモラ」の印象もあまりないのに、一体何が気になったのしょう? 原作となっているのは、17世紀にイタリアのジャンバティスタ・バジ…

映画『ブルーに生まれついて』イーサン・ホークの生歌もいけますが、さすが本人のはすごい!

イーサン・ホークが、劇中、生歌で「My Funny Valentine」と「I've Never Been In Love Before」を歌っています。 Youtubeで本人のものを聞いてみますと、さすがに、あらら…とは思いますが、映画の中では感動もし涙も流れます。 Chet Baker - My Funny Valen…

映画『秋の理由』老いてもなお青春、友人の妻を思い、年若き女性に好かれたい願望

詩人で、翻訳や映画評論もされている福間健二さんの最新作、本人の詩集「秋の理由」が原作とのことです。 福間健二さんの名前を知ったのは、佐藤泰志さんつながりだったように記憶しています。映画も初めてですし、詩も読んだことがありません。 こちらが原…

映画『灼熱』3つの時代の3組の恋人たちがひとつの物語を紡ぎ出す。「争い」「迷い」そして「許し」

1990年に始まり、その後10年にわたったユーゴスラビア紛争は、これまで幾度も映画になっていますし、多分これからも様々な視点からの映画が作られていくことでしょう。 スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、コソボ、マケドニア。 それぞれ…

映画「世界の果てまで ヒャッハー!」 なぜこの映画を買い付けたの?

各映画館の上映作品欄を見ていましたら、なんだコレ? 世界の…果てまで…? ヒャ? ヒャ? ヒャッハー!? ヒャッハー?? 何じゃ、これ?と、結構おバカ映画好きな私としましては、マウスのスクロールも止まってしまったわけです。 ふむ、ふむ…。「オシャレ…

映画「彷徨える河」巨大なアナコンダのごときアマゾンを上る(下る?)神話的物語かな?

今年のアカデミー外国語映画賞にノミネートされたコロンビア映画です。監督のシーロ・ゲーラさんは、Variety誌の「2016年に注目すべき監督10人」に選ばれているそうです。これですね。 10 Directors to Watch: Ciro Guerra: ‘Embrace of the Serpent’ | Vari…

映画「何者」テンポ、編集、カメラワーク、音楽、そして俳優、すべてに映画的センスがいい、けれど…

就活? ルームシェア? 5人の若者? んー、テレビドラマみたいだなあ…、と、かなり迷って見に行きましたら、面白かったです。ちゃんと映画になっていました(スマソ&笑) 見たいと思った理由のひとつに三浦大輔監督というのがあったのですが、うまいですね…