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そんなには褒めないよ。映画評

ミニシアター系映画レビュー*沈黙する言葉

映画タイトルの50音順メニュー作りました!

当サイトおすすめ映画直近の4作品

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山河ノスタルジア

ジャ・ジャンクー監督

言葉のないところに叙情的風情が生まれる。2025年、現実の世界は「世界」になる。

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放浪の画家ピロスマニ

ギオルギ・シェンゲラヤ監督

毎食ワインとパンとサラダのような、考えてみれば結構シュールな、美しき構図の映画でした

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マジカル・ガール

カルロス・ベルムト監督

魔法少女ユキコは、男たちの欲望を一身に受け止め、ソウルジェムは濁りきり、やがてメンヘラ魔女と化す

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火の山のマリア

ハイロ・ブスタマンテ監督

出だしはやや退屈ですが、中盤からはお母さんの存在感に惹きつけられ、そしてラストは「そっちか!?」とびっくり!

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最新記事

「ディストラクション・ベイビーズ/真利子哲也監督」「暴力」が「乱暴」を超えられず、血の生臭さも折れた歯の痛みも感じられず。

映画

真利子哲也監督を知ったのは、「NINIFUNI」ですが、今自分のレビューを読み返してみますと

まず何をおいても重要なのは、何を撮ろうとしているのかという明確な意志でしょう。テーマとかそういうことではなく、もっと直接的な、この人間の熱が撮りたいとか、この風景の凶暴さが撮りたいとか、そういった意味の明確な意志のことです。

と書いて、「NINIFUNI」、そして「宮崎将」にはそれがあると書いています。

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剥き出しの魂が沸騰する。路上でいきなり見知らぬ人間に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者。その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及んでいく“恐るべき子供たち”──。脳髄がくらくらする衝撃、まさにこの映画自体が事件。日本から世界を震撼させる鮮烈な青春映画の登場だ。(公式サイト


で、この「ディストラクション・ベイビーズ」はどうだったのでしょう?

 

残念ながら、気負いすぎなのかもしれません。

スクリーンの中で行われていること、やっていることは明確なのに、何を撮ろうとしているのか、何だか薄い膜が張ったようにはっきりしません。

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